ダブルヘドルで二重織り
またまた実験、実験くん~。
今日の実験は二重織り。
私の大好きな倍幅織りです。
40センチの織り機でも80センチの幅織れてしまうという素敵な技法。
箕輪さんの本では、糸を使って開口を4層にするのですが、せっかくヘドルを買ったので使えないかなとやってみました。
一つの溝に2本ずつ入れ、上の糸を二本ずつホールヘ通す。
下の糸を二本ずつスリットへ通す。
すると4層に開口します、が、このまま杼を通すとソウコウとヘドルの間で織れてしまうので、ヘドルの手前で織るために、
ソウコウとヘドルの間に何か入れ、立てると、
すこ~しだけ糸に隙間が出来るので、そこに通す。
スリットに通したほうは大きく開いているのでその作業は不要。
織れました。
糸を通すのと、ヘドルを使うのはどちらが楽か。
糸だとどうしても持ち上げると経糸が真ん中に寄ってくる。
でもヘドルに糸通すのって超大変。
肩が凝る~。
ので他に何かいい方法が無いか考えて見ます。
そしてまた実験~。
2021/03/10編集
倍幅織り
下の織り地にしたい糸一本とその他3本をそれぞれ綜絖に入れる
上の織り地にしたい糸一本をヘドルのホール、その他をスリットに入れる
ヘドルは真ん中、一番上の層の糸(スリットに入っている方)を一本ずつ拾って杼を入れる①
②は綜絖の上下に合わせて入れる位置を入れ替える
往路
上の織り地・①を立てる。綜絖、ヘドル真ん中、
下の織り地・②を立てるヘドル真ん中、綜絖一本入っている方を下
復路
下の織り地・綜絖一本入っている方を上
②を入れ替えて立てる。(①の下をくぐらせるのもあり)
ヘドルは真ん中
上の織り地・杼は倒す。
綜絖は真ん中
ヘドルは上げる